entertainment | August 15, 2026

平手友梨奈(平田ゆりな)とは?欅坂46からソロへの軌跡と現在の活動

「平田ゆりな」と検索する人の多くが辿り着くのは、ひとりの女性の名前だ。正確には平手友梨奈(ひらて ゆりな)。読み方の揺れから「平田ゆりな」と表記されることもあるが、指しているのは同一人物、つまり日本のエンターテインメント界でひときわ独自の存在感を放ち続けるアーティストであり女優だ。欅坂46の不動のセンターとして10代でその名を轟かせ、グループ脱退後もソロアーティスト・俳優として歩みを止めない。その軌跡は、単なるアイドルの成功譚とは一線を画す。

平手友梨奈(平田ゆりな)のソロ活動イメージ

基本プロフィールと名前の表記について

平手友梨奈は2001年6月25日生まれ、愛知県出身。血液型はO型で、芸能事務所クラウドナインに所属する女優・歌手・ダンサー・モデルだ。ネット検索では「平田ゆりな」「ひらた ゆりな」といった表記で検索されることがあるが、正しくは「平手(ひらて)」。苗字が「平手」である点が混同されやすく、特に若い世代のファンの間でこうした表記揺れが生じている。

愛称は「てち」「てちこ」「ひらてちゃん」など複数あり、チャームポイントとして知られるのは黒髪ショートカット。身長は163センチ。ステージ上の佇まいは凛として隙がなく、その存在感は初期のデビュー当時からすでに桁違いだった。

欅坂46時代 - 中学生のオーディションから不動のセンターへ

2015年、中学2年生のとき、芝居への興味を持っていた平手友梨奈は、乃木坂46のファンである兄に勧められ、自分を変えるべく欅坂46の1期生オーディションに応募した。当時まだ13歳。部活のバスケットボール以外にこれといった目標がなかった少女が、そのオーディションで何かを掴み取った。

2015年より欅坂46のメンバーとして活動し、不動のセンターとして圧倒的な人気を誇った。センターポジションを担い続けることは、アイドル業界においてプレッシャーと表裏一体だ。それでも彼女のパフォーマンスには、他のメンバーとは異なる「何か」があった。無表情のまま感情を表現するという矛盾を、舞台上で体現してみせた。

欅坂46パフォーマンスイメージ

映画『響-HIBIKI-』と日本アカデミー賞新人俳優賞

グループ活動と並行しながら、女優としての才能も早い段階で花開いた。2018年、映画『響-HIBIKI-』で初主演を果たし、日本アカデミー賞新人俳優賞、日刊スポーツ映画大賞、石原裕次郎賞新人賞を受賞した。17歳での主演映画で複数の新人賞を総なめにするという快挙だ。「響」という役柄は、天才的な才能を持ちながら常識を超えた行動を取る女子高生。平手自身が持つ独特のオーラと、役の持つ狂気と純粋さが完璧に重なった。

共演した俳優陣からの評価も高く、映画で共演した木村文乃からは「皆に話しかけに行ってすごく楽しそうにケラケラ笑ってる」と語られるほど、現場での人柄はスクリーン上のクールな印象とは大きく異なった。それが彼女の本質なのかもしれない。カメラの前でだけ纏う、孤高の空気感。

欅坂46脱退とソロアーティストとしての再出発

2020年1月23日、平手友梨奈がグループを脱退することが発表された。同年12月25日、「ダンスの理由」を1stデジタルシングルとして配信限定でリリース、ソロアーティストとしてデビューした。脱退のニュースは日本中のエンタメファンを驚かせたが、同時に「次の平手友梨奈」への期待を一気に高めた。

2020年にグループを脱退し、自身が作曲に参加したシングル「ダンスの理由」でソロデビュー。クールでありながらエモーショナルに響く歌声、ほとばしる感情を表現したダンスパフォーマンスでカリスマ的な輝きを放つ。ソロになって気づくのは、グループ時代には見えにくかった彼女の音楽的なセンスだ。作曲への関与はその証左のひとつに過ぎない。

ドラマ・映画での女優活動 - 「六本木クラス」から連続ドラマへ

2021年4月に放送された日曜劇場『ドラゴン桜』(第2シリーズ)に岩崎楓役として出演。同年6月18日には、映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』にヒナコ役で出演した。人気シリーズへの出演が相次ぎ、着実にキャリアを積み上げていった。

2022年7月期のドラマ『六本木クラス』ではヒロイン役で出演し、「夏ドラマで演技が光っていた女優ランキングベスト10」で1位となった。この評価は業界内外に響いた。アイドル出身という肩書きが完全に薄れ、純粋に「女優・平手友梨奈」として認められた瞬間だったとも言える。2023年10月期のドラマ『うちの弁護士は手がかかる』ではヒロイン役でフジテレビ連ドラ初出演した。

平手友梨奈 女優ドラマ出演イメージ

ソロ音楽活動の加速 - 「bleeding love」「ALL I WANT」「イニミニマイニモ」

2024年9月1日、芸能事務所クラウドナインに所属することを正式発表。新たな拠点を据え、音楽活動も本格的に加速した。2024年10月には新曲「bleeding love」が配信スタート。同年12月には「ALL I WANT」を配信し、MVでは初のマフィア役に挑戦した。

2025年3月19日には新デジタルシングル「イニミニマイニモ」をリリース。リリースごとに新たな顔を見せ続ける姿勢は、ファンの予想を常に超えてくる。音楽・映像・ビジュアルがひとつの世界観として統一された作品群は、もはや単なるアイドルソロ活動の域を超えている。

初のワンマンライブと1stアルバム『無表情な表情』

2025年8月21日、ソロアーティストとして初のワンマンライブ「平手友梨奈 1st LIVE "零"」が東京・Zepp DiverCity(TOKYO)にて開催された。ソロデビューから約5年。待ちわびたファンにとって、このライブは特別な意味を持つ節目だった。

さらに、1stアルバム『無表情な表情』の発売が発表され、シリアルナンバー特典の詳細公開やPOP-UP STOREの開催など、多角的なプロモーション展開が続いた。アルバムのタイトル「無表情な表情」は、彼女のキャリアを貫くひとつのテーマでもある。表情を排除することで感情を最大化する、そのパラドックスを彼女はずっと体現してきた。

プライベートと現在の動向

2026年2月11日、俳優の神尾楓珠との結婚を発表した。この発表はSNSやニュースサイトで大きな反響を呼んだ。公私ともに新たなステージへ踏み出したかたちだが、音楽・女優活動に関しては依然として精力的に動いている。

平手友梨奈(平田ゆりな)のキャリア年表

主な出来事
2015年 欅坂46 1期生オーディション合格
2016年 欅坂46としてデビュー
2018年 映画『響-HIBIKI-』初主演・日本アカデミー賞新人俳優賞受賞
2020年 欅坂46脱退・ソロアーティストデビュー
2021年 ドラマ『ドラゴン桜』・映画『ザ・ファブル』出演
2022年 ドラマ『六本木クラス』ヒロイン、夏ドラマ演技ランキング1位
2024年 クラウドナイン所属・新曲「bleeding love」「ALL I WANT」配信
2025年 「イニミニマイニモ」リリース・初ワンマンライブ「零」開催
2026年 俳優・神尾楓珠との結婚発表・1stアルバム『無表情な表情』

「平田ゆりな」という検索が示すもの

「平田ゆりな」という表記で検索する人が後を絶たないことは、彼女の知名度の広さと、名前の認知が必ずしも正確な表記と一致していないことを同時に物語っている。それだけ多くの人が彼女の情報を求めているということだ。芸能人としての正式な表記は「平手友梨奈」だが、検索意図としては同一人物を指しており、ファンのすそ野の広さがうかがえる。

アイドル・女優・歌手・ダンサー・モデル。どの肩書きも彼女の一側面に過ぎない。グループの最年少センターとして10代の大半を過ごし、脱退後は自分の言葉と音楽で表現の場を広げ続けている。「人を引きつけるパワフルなオーラを身にまとった表現者」という言葉が、現在の平手友梨奈を最もよく表しているかもしれない。

彼女が次に何を見せてくれるか、それを予測するのは難しい。だがひとつだけ確かなのは、平手友梨奈がその時々に全力で何かを体現し続けているということだ。「平田ゆりな」と検索した人が、どうか正しい表記とともに、その活動の全体像に辿り着いてほしい。それほどまでに、知る価値のある存在だ。